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FXチャートのテクニカル分析の基本をマスターしよう!
FXチャートでテクニカル分析とは何?
FXチャートとは過去の為替レートの動きや時系列を数値化しグラフにしたものでテクニカル分析とはそのチャートを活用し過去の値動きから将来予測される為替レートの動きを判断する手法です。ファンダメンタルズ分析とは相対的な概念で投資を行う人はテクニカル分析派とファンダメンタルズ分析派に分かれることもありますがどちらの分析が正しいというものではなく考え方の違いなだけと言えます。為替レートを予測する上では短期、中期、長期視点で考えそれぞれに適した分析方法で適応していくことが重要で、過去の値動きを表したチャートには経済状況、各国の財政状態、要人発言、政策金利などすべてのものが織り込まれて表示されておりトレンドは上昇方向か下落方向かも一目でわかります。
ロウソク足とは何?
ロウソクの形をしているところからローソク足と言いますが為替レートの動きが一目でわかるように表現されており1日の始値、終値、高値、安値を知ることができます。一日の値動きを表す日足(ひあし)の他に分足、週足、月足、年足などがありローソク足は大きく分けると2種類あり陽線と陰線で、陽線とは始値よりも終値の方がレートが高いものを指しチャートでは白色、赤色で表すことが多いです。陰線とは始値よりも終値の方がレートが低いものを指しチャートでは黒色、青色で表すことが多いです。始値、終値から上下に伸びた線をひげと言いひげの部分は高値や安値を表しています。
FXチャートのトレンドパターンについて
トレンドとは為替レートの相場の流れや傾向で上昇トレンド、下降トレンド、横ばいがありチャートを見れば一目でどの状態かが判断できます。トレンドに沿ってポジションを持つことはFXで勝率を上げることに繋がり上昇トレンドは上昇するトレンドが強くチャートは右上がりになり、下降トレンドは下降する力が強い相場でチャートは右下がりチャートになり、横ばいはどちらの力も均等である一定の価格帯で引き返すボックスとなります。為替のトレンドを把握するには上昇トレンドでは安値と安値に線を引きサーポートライン(下値抵抗線)を探し、下降トレンドでは高値と高値を結ぶ線を引きレジスタンス(上値抵抗線)を見つけ買いのタイミングや売りのタイミングにしていきます。しかし時にはこれまでとは異なる動きをすることがあり上昇トレンドが少しづつ下値を探し下落していき、下降トレンドでは少しづつ上値を探し上昇しいきトレンド転換することが起きますのでトレンド転換が起きたらこれまでとは逆のポジションに変更しなければいけません。
テクニカル指標とは何?
売買のタイミングはロウソク足でも多少は把握することができますが最も有効的なのがテクニカル指標です。テクニカル指標は大きく分けるとトレンド系とオシレーター系でトレンド系とは相場のトレンドを見ることができ移動平均線や一目均衡表、MACD、ボリジャーバンドなどがあり、オシレーター系は相場の買われ過ぎや売られ過ぎなどを見ることができRSI、ストキャスティクスなどがあります。FX初心者は移動平均線の見方は覚えておきたいところです。ちなみに投資を行う時に順張りや逆張りなどという用語をよく目にすると思いますが順張りとは為替相場のトレンドを把握しそのトレンドの流れに沿って売買する方法で逆張りとは相場の流れとは逆の売買をすることで買われ過ぎや売られ過ぎなどの指標から行います。
まずはFXチャートの基本の移動平均線を覚えよう!
テクニカル指標の中で最もよく使われているのが移動平均線で移動平均線にはいくつかの種類があり一般的には単純移動平均線が用いられ過去における一定期間の終値の平均値を出してそれをつないだ線のことです。トレンドを見るだけなら移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドと判断でき、もう少し移動平均線を詳しく言えば5日移動平均線なら直近5日の終値の合計を5で割り、25日移動平均線なら直近25日の終値を合計し25で割ったものです。移動平均線は短期線、中期線、長期線に分けることができ短期線ほどトレンドの転換に反応できますが「ダマシ」という間違った売買シグナルが出ることがるので注意しておく必要があります。長期線ほどダマシは出ないですが敏感にトレンド転換に反応できないというデメリットがあります。ゴールデンクロスやデッドクロスなどについては下記リンクで詳しく説明してあります。
グランビルの法則とは何?
もともと記者だったジョセフ・E・グランビルが考案した移動平均線と相場価格を組み合わせ売買シグナルを知る法則をグランビルの法則と言います。このグランビルの法則は日足チャートに200日の移動平均線を表示させることで市場価格のトレンド傾向が読み取れ上昇、下降を判断でき売買シグナルを8つでまとめた法則となっています。
その他のチャート分析の種類
移動平均線の他にRSI、ボリジャーバンド、一目均衡表、MACDなどがありますのでこれらのテクニカル指標については下記リンクで詳しく解説してあります。
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