ロスカットとは?
基本的に預けた証拠金以上の損失を防ぐ役割がありますが急激な為替レートの変動ではロスカットが間に合わないで証拠金以上の損失になることもありますのでしっかりとした知識が必要になります。 ロスカットの仕組みFXは証拠金をFX会社に預けてそれを担保に取引を行いますが1万通貨が最低の取引単位のFX会社の場合は通貨ペアのドル円が為替レートが1ドル100円と仮定したら取引金額は1万通貨のドルは1万ドルなので日本円では100万円に値し1万通貨の取引は100万円分の取引ということになります。 最低取引単位が1万通貨の取引は100万円分なのでレバレッジ25倍にしても最低必要な証拠金は4万円ということになり計算式は100万円÷レバレッジ25=4万円ということです。 要するに4万円あればぎりぎりですが取引が可能ということになります。 しかし為替レートが自分の予想とは逆に動いたことで損失が膨らむ場合がありFX会社により異なりますがこの必要証拠金の50%から60%程度下回ることでマージンコールというものが発生します。 このマージンコールが発生すると期日までに証拠金の追加もしくは決済を要求されます。 ここで入金し必要な証拠金を維持すれば問題ありませんがそのままにしておくと状況が改善されない限りロスカットが発動しどんなに不利な為替レートや今後為替レートの改善が予想されていたとしても強制的に決済されてしまうということです。最低証拠金に対して30%程度になればロスカットになります。 ロスカットを避けるためにはFX会社の口座に余裕資金を入金しておいたりレバレッジを抑えておくことが重要ということになります。 預けた証拠金以上の損失がでる場合FXは基本的には預けた証拠金以上の損失になるということはありませんが「100%とない!」と言い切ることができません。 大げさ例ですが為替も株も同じですが通貨を売りたくてもその通貨を買う人がいないと売買は成立しません。 そうなるとその通貨を扱う国が破たんしたりすればその通貨は紙切れ同然なので買う人がいないですよね。 売買が成立しない時は成立するまで価格は下がり続けるのでロスカットの金額を下回ることで証拠金以上の損失になることがあるということです。 身近な場合はアメリカの重要な金利政策や要人発言後は為替レートが急激に動き売買が成立しないで(窓を開ける)1円や2円上や下から始まることが極まれにありロスカットが上手く発動しないで証拠金以上の損失になることもあるということを覚えておきましょう。 FX初心者が避けるためには重要な発表時に通貨を保持しないこととロスカットまで待たないで自分なりの取引ルールを決めて損失が証拠金の5%以上になったら感情を抜きにして機械的に決済するなどを決めておく必要があります。 注文方法もいろいろあるのでこの金額になれば決済などの設定をしておけば最悪の事態は避けることができます。 FX(外国為替証拠金取引)とは何? へ戻るはこちら |
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